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金澤MOYUのコラムKanazawa MOYU's Beauty Column

美を追求する金澤MOYUの
スタッフが綴ります

MOYU掲載日/2019.08.24

SDGs 環境問題

皆様、おはようございます。
代表 小坂治美です。夏の甲子園も終わり、秋はそこまできております。
今年は、星稜高校の頑張りで、長く甲子園を楽しませてもらいました。惜しくも準優勝でしたが、球児たちには、心から感動をありがとうと言いたいです。

さて、今日は「SDGs 」についてお話致します。
皆様は、「SDGs 」をご存知ですか?
「SDGs 」を、簡単に言いますと、全世界全ての人たちが”持続的”に人らしく生きるための開発目標です。
持続可能な社会をつくるためには人の権利だけでなく、環境や経済も大事にすることを目標にしていきましょう  ということです。
これを達成するために17個の開発目標と169個の具体的なターゲットが決められています。
その中から、弊社では次の3つを宣言しております。
ターゲット


12持続可能な生産消費形態を確保する
12.42020年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じ、環境上適正な化学物資やすべての廃棄物の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する。

13気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる
13.3気候変動の緩和、適応、影響軽減及び早期警戒に関する教育、啓発、人的能力及び制度機能を改善する。
14持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、

持続可能な形で利用する
14.12025年までに、海洋堆積物や富栄養化を含む、特に陸上活動による汚染など、あらゆる種類の海洋汚染を防止し、大幅に削減する
その中でも、14番におきましては、先日北國新聞で、悲しい記事が載っていました。

プラゴミを誤飲し、ジュゴンの赤ちゃんが死んでしまったということです。

現在、私たちはたくさんのプラスチック製品に囲まれて生活しています。便利で、私たちの生活に欠かせないプラスチックですが、一方で環境面への負担が大きい現実があります。
海洋ゴミの約70%はペットボトルなどのマイクロプラスチックゴミ(小さなプラステックゴミ)と言われており、食物連鎖を経て私たちの口へ入ることも懸念されています。
日本近海で、イワシ64匹中49匹のお腹から、平均3個のマイクロプラスチックが検出されたという報告もあります。(東京農工大学調べ)
世界ではすでに、使い捨てプラスチックレジ袋の使用禁止(フランス)など、プラスチック製品の法規制の強化が始まっています。
こうした状況を鑑み、地球に優しい企業を目指す私たちは、シャンプー製品等に使用している容器の脱プラスチック化への取り組みを始めました。
現在日本では、100%植物由来の生分解性プラスチックを使用した容器を開発中であり、実用化までに至っていない状況です。日本の焼却炉が高性能なため、世界に比べて開発が遅れてしまったそうです。

弊社では、脱プラスチック化への足がかりとして、シャンプーのボトルに既に製品化されている植物成分30%のバイオマスプラを採用することにいたしました。

良い商品とは何か。
それは、環境問題まで取り入れた商品だと私は思います。

年内中には、お披露目する予定です。

朝夕が涼しくなってきた今日この頃です。
季節の変わり目、皆様ご自愛ください。