美と健康掲載日/2018.06.16
加賀野菜でエイジングケア
皆様、おはようございます。
治美です。
皆様は「金時草」をご存知ですか?
金時草と書いて「キンジソウ」と読みます。昭和20年より前から現在まで、金沢市を中心に栽培されている加賀野菜のひとつです。
「草」って付くので、その名前を見ただけでは金時草が野菜だとは思わないですよね。
金時草はキク科ギヌラ属に属するキクの仲間で、東南アジアが原産とされています。7~9月に旬を迎える野菜です。
熊本では「水前寺菜」とも呼ばれ、正式な名前はこちらになるそうです。
先ほども書きましたが、加賀野菜に指定されています。
加賀野菜の定義は、昭和20年以前から栽培され、現在も主として金沢で栽培されている野菜を言います。
金時草で最も特徴的なのがその葉の色です。
葉の色は、表が濃い緑色、裏は紫色をしてます。その紫色が金時芋の色に似ていることから”金時”草と呼ばれていると言われています。
金時草は、βカロチンが豊富な緑黄色野菜に分類されます。また、葉の紫色の元となっているアントシアニンというポリフェノールの一種が含まれているなど、栄養豊富な夏野菜です。
そして、何より見逃せないのが鉄分です。
女性の8割が鉄分不足と言われている中、サプリメントも大切ですが、基本となる食事から鉄分を摂取する事が、何より大切です。
お湯にサッと通して、酢の物で召し上がる事をおススメ致します。
美味しく健康的に、食事を楽しんでください。